未知の世界へ
一歩踏み出す
周りの友人が日本の大学に進路を決定していく中で自分の中では将来何をやりたいのか定まっていなかったため、英語を勉強したいという一心で高校を卒業後、2年間英語を学習していました。その後、20歳の時にイギリス南部にあるブライトン大学に学士で留学し、犯罪学を専攻していました。大学時代は特殊な学部を専攻していたこともあって、周囲に日本人/アジア人の留学生が全くおらず、言語の壁や文化の違いもあり苦労すること多くありましたが、私の趣味であるロック/ヘヴィメタルを通して様々な人たちと交流し、充実した学生生活を送ることができました。
大学卒業後は日本に帰国、母校と同じ街にあるサセックス大学の日本事務局開設・運営のお仕事に3年間携わっておりました。
「一人で戦う」から
仲間を育てる自分へ
入社後、まず苦労したのはチームワークの面でした。
これまでの人生では、自分で考え、一人で行動する場面が多かったため、周囲と足並みをそろえて仕事を進めることや、相手の立場に立って物事を考えることに、当初は難しさを感じていました。
留学時代や前職でも、身近に教えてくれる人が誰もいない環境のなかで、自ら考え、行動し、成果を出していくことが求められていました。その経験を通じて、競争心や挑戦心、闘争心、困難に立ち向かう力は培われましたが、一方で、周囲の人たちと協力しながら何かを成し遂げた経験が乏しく、ソロプレイヤーとしての側面が非常に強かったです。
また、自分の基準で相手を見てしまう傾向があり、考え方や仕事の進め方の違いから、メンバーとの間にすれ違いが生じることもありました。その後、周囲の方々からさまざまな助言をいただき、リーダーを任せていただく経験を重ねるなかで、少しずつ相手の立場や成長の過程を意識できるようになりました。
現在では、自分が成果を上げることだけでなく、周囲の人に何かを伝え、その人が成長していく姿を見られることにも、大きな喜びを感じています。
経営を学び
挑戦できる会社へ
入社のきっかけは3つあります。
1つ目は、経営や組織運営について深く学べる環境で働きたいと考えたことです。
私は、日々の業務だけでなく、会社がどのような考えで経営され、どのような課題や目標に向かっているのかを理解しながら働きたいと考えるようになりました。
ニチコミでは、各部門の経費や人件費などの数字が、入社年次に関係なく社員へ共有されています。会社の現状や経営状況を理解した上で、一人ひとりが当事者意識を持って仕事に取り組める環境に魅力を感じました。経営の視点を学びながら成長できると感じたことが、入社を決めた理由の一つです。
2つ目は、チームを率いる力を身につけたいと考えたことです。
前職では、一人で幅広い業務を担当する機会が多く、ゼロから物事を形にしていく力や主体性を養うことができました。一方で、今後は個人として成果を出すだけでなく、チームで成果を生み出すための考え方やリーダーシップについても学びたいという思いが強くなりました。
将来的には組織を牽引できる人財になりたいと考え、そのためのマインドセットや姿勢を学べる環境を求めて、ニチコミへの入社を決めました。
3つ目は、立場や年齢、性別に関係なく挑戦できる環境に惹かれたことです。
前職での経験や自分の強みをどのように生かせるのかを考えたときに、日本の高齢化は国内だけの課題ではなく、世界各国が向き合うテーマでもあることから、ニチコミが持つ全国の老人クラブや地域とのネットワークに、海外や教育機関との新たな接点を加えることで、これまでにない事業を生み出せるのではないかと考えました。特に、「海外と日本のシニアをつなぐのは誰もやっていない事業で、実現できたら面白いのでは?」と思い、ニチコミの事業を通して、未だこの世の中に存在していない新しい価値、つまり世界のシニアをつなげるコミュニティをつくりたいと考え、入社を決めました。
人の成長が
自分の喜びに
現在の仕事で特にやりがいを感じているのは、周囲の人の成長を見守り、その喜びを一緒に分かち合えることです。以前の私は、「自分は自分、他者は他者」という考えが強く、個人の能力や努力を重視する傾向がありました。そのため、相手の立場に立って向き合ったり、時間をかけて教えたりすることに、あまり意識を向けられていなかったように思います。
しかし、現在の仕事を通じてさまざまな人と関わるなかで、個人の成果だけでなく、周囲と支え合いながら成長することの大切さを学びました。今では、一緒に働く人が新しいことを身につけたり、成果を上げたりする姿を、自分のことのようにうれしく感じています。
また、営業活動を通じて、幅広い企業・団体の皆様と関われることにも大きなやりがいを感じています。国内企業や外資系企業、大手企業から地域に根差した企業、国際機関、NPO・NGO、行政機関、各種組合まで、規模や分野の異なる多様な組織とお取引できることは、この仕事ならではの魅力です。ニチコミは、企業規模だけを見れば決して大企業ではありません。しかし、全国の老人クラブや地域社会と長年築いてきたネットワークを生かし、他社には簡単にまねのできない、独自性の高い価値を提供しています。日々の仕事を通じて、ニチコミだからこそ担える役割や生み出せる価値があることを実感しています。
国境を越えて
高齢社会の未来を変える
私自身の目標としてはニチコミの事業を将来的に海外展開することです。実はアメリカやイギリス、ブラジルなどの国にも日本の老人クラブに並ぶような高齢者団体がいくつもあります。文化や言語を超え、世界を股にかけて日本のシニアと海外のシニアをつなげるような仕事を創出することを目標とし、これからも突き進んでいきます。
最後に、私の個人的な趣味に関することになりますが、シニア向けハードロック・ヘヴィメタルを通じて、市場を巻き込んで行きたいと思っています。10年後には70年代~80年代の音楽を好む層が老人クラブ会員になっておりますので、あながち不可能ではないと思います。突拍子ないアイデアでも実現できると信じて、頑張っていきます。
