出遅れた
就職活動
私はニチコミに入社して早くも1年半になるのですが、それまでは四年制大学に休学を含め6年在籍していました。元々国公立を志望していましたが、センター試験で失敗し、滑り止めとして受験した大学に入学しました。私立は4年で約400万も学費がかかるため、とても奨学金だけではまかないきれません。そのため、入学して半年経過した段階で学費を稼ぐため、1年半休学しました。復学後も含めトータル約6年のアルバイト経験でしたが、今振り返ると良い経験だったと感じています。その後私が卒業する前年からコロナが蔓延し出し、生活様式などに大きく変化がありました。それは就職活動においても同じで、対面からWEBが主流となり、あらゆることで出遅れた私は就職活動も難航しました。しかし、そんななか続ける就職活動で、中途での採用をメインとする紹介会社を通じて出会ったのがニチコミでした。
1年半で
支店責任者に
紹介会社を通じてニチコミに入社した私ですが、最初から出版などの業界・職種に興味があったわけではありません。よく考えれば、今やっている仕事もかねてから志望していたという人は非常に少ないと思います。多くの人は、入社して仕事をするうちに好きになっていき続けているものと思います。私も、入社前まではまさか自分が出版業界に携わるとは夢にも思っていませんでした。しかし、紹介会社から送られてきたニチコミの事業内容を読む中で、単純に少し興味が湧き、まず第一優先で面接に臨みました。最終面接は今でもよく憶えています。マッチングした他の企業以上に素晴らしい経営理念を掲げているニチコミですが、それを実現すべく非常に熱い思いを持って取り組んでいるのが、わずか1時間程の社長との面接でよくわかりました。面接が終わる少し前には、もし内定が出たら間違いなくこの会社だなと考えていました。
そして無事、営業職として入社したわけですが、最初の半年間は車を運転するリード役を主に行いました。免許を取ったばかりでしたので、ただひたすら安全に運転することだけで精一杯でした。その後、先輩社員に教わりながら徐々に営業役として稼働していきました。誰もが通る道ではあるものの、営業役を始めたばかりの頃はあまり成果が出ず壁にぶち当たることが何度かありました。しかし、先輩社員や同僚の助けもあり、めげずに頑張ることができました。そして入社して早くも1年半が過ぎ、現在は静岡支店の責任者を務めています。まだまだ成果に関しては安定しない部分もあり、一人前というレベルには達してはいませんが、役職者として他の見本となれるよう引き続き頑張っていく所存です。
難しいからこそ
面白い
私は現在、静岡支店の責任者を務めていますが、人をまとめるというのは一筋縄ではいかないとつくづく感じているところです。当然ですが、会社はそこで働く人の良し悪しでほぼほぼ決まっていくと思います。良い方向へ導けば良い結果が、悪い方向へ導けば当然悪い結果がその先に待っています。ただ、人それぞれ見方や考え方は違うため、それを一つに集め導いていくのはやはり大変だと改めて思います。ただ、私自身は難しかったり、大変だからこそ、その分、面白いしやりがいがあると感じています。また、先述した人の管理以外にも、発行エリアの拡張、採用活動など責任者としての業務は多岐にわたり、一般社員の頃に比べ比較にならないほど業務の幅が広がり、忙しくも以外と充実した日々を送っています。
1000万円の赤字を
黒字化へ
私の目標は、3年以内に最優秀拠点賞を獲得することです。私が入社する以前のことですが、実は静岡支店は平成31年に最優秀拠点賞を獲得しています。しかしそれ以降、業績は右肩下がり。昨年第11期は約1,000万円もの赤字を出してしまいました。いわばどん底にいる状況です。私自身、負けず嫌いでして、今期はこの悔しさをバネに、まずは必ず黒字化を図り、3年以内に再びこの静岡支店で最優秀拠点賞を獲得したいと思っています。